受験者数と施設数の推移
NIPTコンソーシアムの臨床研修施設は発足時15施設でしたが、5年が経過し、現在は37都道府県の92施設です。検討中の施設を加えると43都道府県で検査にアクセス可能となっています。受験者数は開始以来、2016年までは増加の一途をたどっていましたが、現在は研究参加妊婦数が定常状態にあります。
NIPTの受験者数は増加していると思われますが、臨床研究の参加妊婦数が増加していないのは、臨床研修施設以外の無認可施設でNIPTを受けているためと思われます。
(日本産婦人科医会報 第71巻1号№815)
(吉村 やすのり)