気象庁と環境省は、本日から熱中症への注意を呼びかける熱中症警戒アラートと、広域的に過去に例のない危険な暑さが予想される時に出す熱中症特別警戒アラートの今年の運用を始めます。
熱中症警戒アラートは、気温、湿度、日差しなどから算定した暑さ指数が33以上と予測されると、全国を58に分けた予報区ごとに発表されます。さらに、指数が各都道府県内の全観測地点で35以上と予測されると、特別警戒アラートが出ます。
気象庁によると、2024年夏の日本の平均気温は平年を1.76度上回り、2年連続で統計開始以来最も暑い夏でした。今年5月の平均気温は西日本から北日本にかけて平年並みか高く、6~8月は全国的に平年より高い予想だとされています。

(2025年4月23日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)