理化学研究所の再生研の解体

STAP細胞論文問題で設置された改革委員会は、研究所の発生、再生科学総合研究センターを構造的な欠陥があるとして早急に解体することを答申した。小保方氏の採用にあたっては、本来の採用手続きを省略し、これまでのiPS細胞の研究を凌駕する成果を得たいという強い動機が、成果主義の負の側面として問題化したと認定させた。2000年発足以来センター長を務める竹市氏や、直接の指導者である笹井氏を交代させ、人事を一新することも求めている。

時を同じくして、横浜市にある理研総合生命医科学研究センターの解析により、STAP細胞の遺伝子は8番染色体が3本ある異常をもっていることが判明した。このようなマウスは生まれてくることがないため、小保方氏の言う生後1週間のマウスからSTAP細胞を作ったとする主張は覆されたことになる。これらの異常はES細胞を培養した時に生ずるものであることが知られており、小保方氏の言うSTAP細胞は、ES細胞由来であったという可能性が高ことになる。

小保方氏は真実を語るべきであろう。

(吉村 やすのり)

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