生活保護受給者の増加

老後の支えとなる年金も、受給額が少ないか、受け取れないと、最終的には生活保護に頼ることになってしまいます。不況や高齢化などを背景に、65歳以上の生活保護受給者は、1995年の約28万人から2015年には約96万人に急増しています。
貧困状態にある人の割合は表す相対的貧困率も、高齢者世帯の方が高くなっています。生活スタイルの変化などもあり、一人暮らしの高齢者も増えています。2015年の国勢調査によると、その数は2000年のほぼ倍となる593万人に達しています。

(2019年9月23日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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