生活習慣病の診断基準

脳梗塞や脳出血、心筋梗塞、狭心症や糖尿病などの生活習慣病の診断基準や治療指針は、これまで学会によってさまざまであった。これまでの指針は製薬企業の販売戦略や要望などによりとても厳しい基準になっているものもある。そのため日本内科学会や日本動脈硬化学会など関連10学会は、生活習慣病の共通の治療指針をつくることとした。

策定される診断基準は、かかりつけの家庭医にとって治療のための重要な指針となる。リスクに応じて細分化されていた診断基準を改め、投薬が必要なのか、食事療法などの生活習慣病の改善で済むのかなどを判断する指針を決めることになる。

 

(吉村 やすのり)

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