生涯未婚率とは50歳の時で未婚の割合をいいます。2015年の国勢調査によれば、男性が22.8%、女性は13.4%です。実に男性は4.4人に1人、女性は7.5人に1人が生涯未婚ということになります。
生涯未婚率が年々高まってきています。つまり、結婚をあきらめる人が増えています。収入の高い人と結婚したいと考える女性がいる一方で、不景気で男性の収入は落ち、格差も広がっています。結婚しても家庭を支えられないという不安が、恋愛や結婚を遠ざけています。
(2017年10月21日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)