厚生労働省の調査によれば、2024年度の男性の育児休業取得率が40.5%となり、過去最高を更新しています。前年度の30.1%から10.4ポイント増え、上昇は12年連続です。
事業所規模別でみれば、従業員が500人以上は53.8%だったのに対し、30~99人は35.8%、5~29人は25.1%で、規模が小さい事業所は、取得率が低くなる傾向がみられています。女性の育休取得率は前年度比2.5ポイント増の86.6%でした。仕事と育児の両立に関する若年層の意識調査結果によれば、男性の7割が1か月以上の育休を取得したいと回答しています。

(2025年7月31日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)