病気の遺伝子解析

東京大学のベンチャー企業が唾液に含まれる遺伝子を200項目にわたり調べ、病気の発症リスクを判定する遺伝子検査ビジネスを来年度より始める。費用は49,800円で、結果は一か月後にネットにアクセスして知ることができる。いよいよわが国のベンチャー企業が遺伝子検査に参入という時代になったが、検査結果についての正しい理解がクライエントにできるかどうか、不必要な智用につながりはしないかが問題である。クライエントの悩みに対して適切に答えるだけの体制ができていない状況下での診断技術の提供は大変危険である。

(2013年11月30日 朝日新聞)

(吉村 やすのり)

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