県立大野病院事件と放射線災害がもたらしたもの ―福島のレジリエンス―

 第77回日本産科婦人科学会学術講演会で、福島県立医科大学藤森敬也教授の特別講演「県立大野病院事件と放射線災害がもたらしたもの―福島のレジリエンス―」の座長をさせていただきました。

 県立大野病院事件と放射線災害は、福島県のみならず、全国の産婦人科医や医学界全体に与えた影響が大きなものでしたが、日本産科婦人科学会は会員の尽力により、これら難局を見事に乗り切ってきました。これら経験が学会の結束、そして大規模災害対策情報システム(PEACE)の構築などにつながっています。

東日本大震災ならびに原発事故後の妊産婦の心身の健康状態に関する世界に類を見ない研究成果も発表され、至高の陶酔のもとに特別講演を拝聴させていただきました。

(吉村 やすのり)

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