10月27日から11月9日は、秋の読書週間です。読売新聞の調査によれば、この1か月で本を読んだ人は49%、1冊も本を読まなかった人は50%でした。1995年以降、「読んだ」と「読まなかった」の割合は、いずれも5割前後で推移しています。
読みたいと思う本の分野は、政治・法律・国際政治、考古学・歴史、哲学・思想・宗教を挙げた人では、単行本が文庫本より多く、これに対し、近代文学・古典学、純文学、歴史小説・時代小説を挙げた人では、文庫本が単行本を上回っています。本を読む理由は、知識や教養を深めるためが45%でトップ、面白いからが38%、趣味に生かすためが28%などが続いています。
(2018年10月27日 読売新聞)
(吉村 やすのり)