埼玉医科大学総合医療センター産婦人科教授である髙井泰先生の会長の元、第10回日本がん・生殖医療学会学術集会が開催されました。今回のテーマは「がん・生殖医療の量的・質的均てん化を目指して」です。
本学会では、2018年よりわが国におけるがん・生殖医療のためのオンライン患者登録システムを開始しています。こうした患者登録を普及させることにより、がん・生殖医療の実態が明らかとなり、クライエントにとって理想的な専門医と生殖医療専門医との医療連携の在り方を考えることができるようになります。
がん生殖医療の量的・質的均てん化を図ることが、公的助成につながるものと思われます。
(吉村 やすのり)