第62回日本生殖医学会学術講演会市民公開講座が、海峡メッセ下関で開催されました。今回のテーマは「働く女性と健康」です。
生活様式や社会構造の変化により、女性に起こる病気にも変化がみられるようになってきています。女性の健康力維持のためには、agingのみならず、初経、妊娠、出産、閉経などの女性特有の生殖現象を考えていかなければなりません。女性の健康を守る上で、女性ホルモンであるエストロゲンは重要な役割を果たしていますが、性に特化した予防医学の確立が求められています。
本公開講座では、思春期から更年期にいたるまで各ライフステージにおける代表的な病気への対処について、講師の先生方がわかりやすくお話しして下さいました。本日ご参集の皆様方にとって、素晴らしく有意義な時間であったと思います。5人の先生方、ありがとうございました。
（吉村 やすのり）
