少子化社会対策大網の策定に向けた提言(案)がまとまりました。少子化の反転に成功したと言われている諸外国においても、数十年に及ぶ継続的な取組が必要とされました。我が国においても、本提言における取組に着実に取り組むとともに、更なる少子化対策の強化に向けた取組の検討や、長期的な財源確保、制度改正等の環境整備が期待されています。
Ⅰ,少子化の現状と展望
Ⅱ,基本的な考え方 ~少子化対策は新たな局面へ~
1.早期・集中的に少子化対策を進める
2.ライフステ-ジの各段階に応じ、一人一人を支援する
3.地方自治体との連携を強化し、地域ごとの少子化対策を推進する
4.社会全体で行動し、少子化対策に取り組む
Ⅲ,重点的に取り組む課題
1.子育て支援施策の一層の充実
2.若い年齢層での結婚・出産についての希望が実現できる環境の整備
3.子育て支援における多子世帯への一層の配慮
4.男女の働き方改革~特に男性について~
5.地域の実情に即した取組の強化
Ⅳ,ライフステ-ジの各段階に応じた支援
1.教育
2.仕事
3.結婚
4.妊娠・出産
5.子育て
Ⅴ,社会・地域・企業における取組
1.妊婦、子どもや子育てに温かい社会・地域づくり
2.地域における少子化対策
3.企業の取組
4.男性の子育てなどに関する意識・行動
5.ワ-ク・ライフ・バランス
Ⅵ,少子化対策のその先に向けて
1.目標・フォロ-アップ
2.少子化対策予算の拡充
3.国民の理解
(吉村 やすのり)