米FDA遺伝子解析中止を警告

米食品医薬品局(FDA)は、個人向け遺伝子解析の会社に対し、糖尿病など約120の病気の遺伝子の解析サービスを中止するよう警告した。2007年から唾液に含まれるDNAを用い、遺伝子解析しはじめ、現在では99ドルでさまざまな病気を診断できるシステムを提供している。しかしながら、検査方法の信頼性や医師を介さない販売方法に疑問が残ること、さらには親が望む赤ちゃんを作る「デザイナーズベビー」の誕生につながるとして倫理的に大いに問題であるとされていた。この中止の警告は評価できる。

(2013年11月27日 朝日新聞)

(吉村 やすのり)

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