結婚式にかかる総額が減少傾向にあります。リクルートマーケティングパートナーズのゼクシィ結婚トレンド調査2019によれば、挙式や披露宴・披露パーティーに費やした金額は平均で354.9万円でした。2016年調査の359.7万円から減っています。原因は招待人数の減少です。披露宴招待客の平均人数は4年連続で減り、66.3人です。特に親族の減少が目立っています。ご祝儀の額も減っています。2019年調査では、2016年調査より8万円少ない224.3万円でした。
一方、1人あたりの飲食代金は増加しており、より身近な友人らをもてなす傾向が強まっています。その結果、結婚式を挙げるカップルの自己負担額は149.5万円であり、3年前と比べ6.3万円上昇しています。カップルの負担は年々重くなっています。
（2020年1月11日 日本経済新聞）
（吉村 やすのり）
