総合職の男女格差

 厚生労働省は、企画立案や営業、研究職などを中心とする総合職に関して、全国の企業にアンケ-ト調査をしています。それによれば、男女の格差は以前としてあるものの、女性の倍率は、景気回復による採用増もあって、12年の71倍からは大きく低下しているとしています。
採用の厳しさを示す応募者に対する採用倍率は、調査を始めた98年から女性は男性よりも高く、採用されにくい傾向が続いていました。採用した人の割合では、女性は22.2%で12年の18.8%から微増にとどまっています。企業の総合職として採用される倍率は、20144月入社では男性が30倍だったのに対し、女性は43倍でした。

(2015年6月24日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

 

 

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