日本経済新聞社の調査によれば、令和以降に大学や大学院を出て社会人になった女性の75.5%が、今の職場では女性が活躍できると考えています。また3人に1人は、仕事や出世を優先する働き方が理想と回答しています。若手女性社員らが、女性活躍や昇進に前向きなイメージを抱いています。令和入社の女性らは、制度が十分に整った環境でスタートが切れています。
社会人としての理想の働き方に対する意識を聞くと、9割以上がワークライフバランスを大切にしたいと考える一方で、3人に1人が出世意欲を持っています。若い世代は、自分を犠牲にしてでも出世を目的にする昭和世代の男性的な働き方は望んでおらず、私生活を大切にしながら面白い仕事を続け、その先には昇進がある、というイメージを持っています。一方で、職場でジェンダーギャップがあると答えた人は2割にのぼっています。
(2022年8月22日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)