自転車ヘルメットの着用率の向上

警察庁の公表によれば、全国のヘルメットの平均着用率は13.5%でした。最も高かった愛媛県は59.9%で、2013年に、全世代で着用を努力義務とする条例を施行しています。46.3%で2位の大分県も、2021年に全ての県立高校でヘルメット着用を義務化しています。3位の群馬県は43.8%で、全世代で着用を努力義務とする条例を施行しています。

中日新聞のアンケート調査によれば、自転車に乗るときにヘルメットをかぶっているかという問いに、常にかぶると答えたのは中学生20人中11人、高校生14人中3人です。かぶらないと答えたのは中学生5人、高校生8人でした。中学生はかぶる生徒が多いが、高校生はかぶる生徒が少ない傾向が見て取れます。義務化、校則を作る、ヘルメットをファッションの一部になるようなお洒落な物にするなど、ヘルメットを改善することも必要になります。

(2023年11月4日 中日新聞)
(吉村 やすのり)

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