要介護認定

人生100年時代、介護を受けながら生活する可能性は高まっています。厚生労働省が3年ごとに発表する介護の状況調査によれば、要介護状態の人の年齢層で80歳以上の割合は、2001年には58%でしたが、2016年には69%と7割の要介護状態で長生きする人が増えています。
介護が必要になる理由は様々です。要介護になる原因として最も多いのは認知症が18%で、脳卒中など脳血管疾患が約17%、高齢による衰弱が約13%などと続きます。骨折や関節の痛みなどを原因に介護が必要になる人もいますが、認知症保険では、認知症を原因としていない要介護については給付が受けられません。様々な理由の要介護者を保障する介護保険に比べて、認知症に限定した保険の方が保険料は割安です。

(2020年3月7日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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