訪日外国人客数の増加

日本政府観光局の発表によれば、今年10月の訪日外国人客数は49万8,600人でした。水際対策の大幅緩和により、10月11日に訪日外国人客の個人旅行が解禁され、前年同月の22.5倍と急増しました。急速に進んだ円安も、訪日旅行需要の喚起につながっています。
国・地域別の訪日客数は、韓国が12万2,900人で最も多く、米国が5万3,200人、香港が3万6,200人、台湾が3万5,000人、タイが3万4,100人と続いています。しかし、コロナ禍前の2019年10月に比べると、2割程度です。かつて訪日客数全体の3割を占めていた中国は、感染封じ込めを図るゼロコロナ政策を続けており、2万1,500人にとどまっています。政府は、2025年に訪日客数を2019年の水準に戻すことを目指しています。

(2022年11月17日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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