朝日新聞社の全国世論調査によれば、昨年、日本を訪れた外国人の数が過去最多となったことが良かったとするのが68%でした。年代別でみると、良かったは18~29歳で79%と最も高かった一方、70歳以上で63%と最も低率でした。地域別でみると、良かったは、関東の74%、近畿の69%と高めだった一方、九州は54%、東海は57%と低めでした。
外国人観光客が増えたことで観光地の地元で混雑や騒音などが生じていると指摘されている、いわゆるオーバーツーリズムについて、問題だは、大いにの23%、ある程度の55%を合わせて78%にも上っています。一方、問題ではないは、あまりの17%、まったくの4%を合わせて21%にとどまっていました。
(2025年1月21日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)