訪日客の増加

 2025年に日本を訪れた外国人は、前年比16%増の4,270万人で、2024年の3,687万人を超えて過去最多となりました。4千万人を超えるのは初めてです。年間消費額も16%増の9.5兆円で過去最高になっています。

 新型コロナウイルス禍後の観光需要の回復や円安を受け、アジアからの旅行者数が増えているのに加え、米国や欧州、豪州からの客数も大幅に増加しました。しかし、2025年12月単月の訪日客は360万人で、前年同月比4%増にとどまっています。中国からの訪日客が45%減の33万人だったことが響いています。大手百貨店の免税売り上げも減少しています。観光地の主要ホテルの客の延べ宿泊数も減少しています。

 政府は、2030年に訪日客数を6千万人、消費額を15兆円とすることを目指しています。ただ、人気観光地では混雑や騒音などのオーバーツーリズムが深刻化し、住民の日常生活にも支障が出ています。政府は、来年度中に国際観光旅客税(出国税)を1千円から3千円に引き上げ、対策の財源に充てることにしています。

(2026年1月21日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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