政府の生命倫理専門調査会は、ゲノム編集技術による人間の受精卵の遺伝子改変について、遺伝性疾患を対象とした基礎研究についても認める方針を固めました。ゲノム編集については不妊治療など生殖補助医療に役立つ基礎研究のみ認めた指針が今月施行されています。
遺伝性疾患の病態の解明や治療法の開発につながることが期待されます。しかし、遺伝子を改変した受精卵を、人間や動物の子宮に戻すことは引き続き認めていません。
(2019年4月23日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)
政府の生命倫理専門調査会は、ゲノム編集技術による人間の受精卵の遺伝子改変について、遺伝性疾患を対象とした基礎研究についても認める方針を固めました。ゲノム編集については不妊治療など生殖補助医療に役立つ基礎研究のみ認めた指針が今月施行されています。
遺伝性疾患の病態の解明や治療法の開発につながることが期待されます。しかし、遺伝子を改変した受精卵を、人間や動物の子宮に戻すことは引き続き認めていません。
(2019年4月23日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)