今回の地方選挙で、41道府県議選の女性当選者数は207人でした。8年前に44道府県議選が行われた際の190人を上回り、過去最多を記録しました。全当選者2284人に占める女性の割合は9.1%で、この割合も過去最高でした。統一地方選が始まった1947年の都道府県議選の女性当選者数は22人で、全当選者の1%に満たない状況でした。女性の社会進出にあわせて地方議会で活躍する女性は増えています。
なお水準は、高いものとはいえませんが、女性の活躍の場が広がることは良い事です。こうした状況が企業にも浸透し、良い連鎖になることが大切です。
(2015年4月13日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)