非正規雇用の待遇改善

現在の危機的な少子化の一因に、若い男女の雇用の問題がある。非正規雇用の人は、2000万人以上に上り年々増加しており、全就業者の3割を占めている。非正規雇用の人の経済的な不安定が原因で未婚率が増加し、その結果妊娠率が低下し、晩婚化にもつながっている。正社員の月額給与取得は30万円以上であるのに対し、パート・アルバイト契約社員などの給与は平均10万前後である。

政府は子の非正規雇用の待遇改善や社員への登用を進めるための資格制度を創設する方針を固めた。非正規雇用の多い流通、派遣、教育、健康などの4業種の団体が政府の方針に応じるとされている。できるところから始める。素晴らしいことである。

(吉村 やすのり)

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