食品の購入に関する意識調査

 消費庁は、今年2月に実施した食品中の放射性物質に関する意識調査の結果を公表しています。調査は東日本大震災の被災地や都市部の2060代の約5千人にインタ-ネットを通じて実施しています。
 食品を購入する際、生産地を気にするかという問いに「気にする」「どちらかと言えば気にする」と答えた人は66.9%でした。食品を買うことをためらう産地を複数回答で聞くと、福島県を挙げた人は全回答者の17.4%でした。被災地を中心とした東北は12.6%で、いずれも前回よりわずかに減少しています。食品中に含まれる放射性物質を気にして、福島県の食品を買うことをためらっている人が多いことを示しています。

(2015年3月11日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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