文部科学省の調査によれば、2017年度の高校生の留学生数は、過去最高の4.7万人に達しています。政府目標の6万人に向けて増加傾向にありますが、生活面などに課題は多くなっています。
留学情報サイト運営会社アットワールドなどの調査によれば、高校生で海外留学した人のうち、48.3%が留学先を退学するなどのリタイアや、その検討をしたことが分かりました。原因はホームシックになったが最多の31.6%です。学校生活がうまくいかなかったが23.8%、食生活になじめなかったが20.2%などが続いています。
(2019年11月4日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)