高齢者の免許返納の増加

加齢に伴う体力などの衰えを感じた高齢ドライバーが運転免許を自主的に返納することが増加しています。今年5月13日に改正道交法が施行され、逆走など違反歴のある75歳以上は、新設された運転技能検査に合格しないと免許を更新できなくなりました。このため、免許返納の流れは今後加速するとみられています。

運転免許を返納する高齢者が増える中、車に代わる新たな移動手段として、電動車いすや電動カートが注目されています。電動車いすは、最高時速6キロで走る四輪の乗り物で、ベンチャー企業のWHILL(ウィル)が近距離の移動用に開発しています。時速20キロ未満で走る電動カートを扱うモビリティワークスは、高齢者の送迎サービスのために利用されています。

(2022年7月24日 東京新聞)
(吉村 やすのり)

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