高齢者の孤独死の増加

政府は、今年1~3月に自宅で亡くなった一人暮らしの人が全国で計2万1,716人確認され、うち65歳以上の高齢者が約1万7千人で8割近くを占める現状を明らかにしています。年間の死者数は約6万8千人と推計されています。年齢が上がるほど死者数は増え、85歳以上は4,922人となっています。ニッセイ基礎研究所の推計の調査によれば、65歳以上の孤立死は年間で2万6,821人に達しています。東京都監察医務院によれば、2020年に東京23区内で自宅で亡くなった一人暮らしの65歳以上は4,207人で、2015年と比べて1.35倍に増えています。
孤独死とは、誰にも看取られることなく死亡し、かつ、その遺体が一定期間の経過後に発見されるような死亡の態様と定義されています。

(2024年5月14日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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