今年上半期(1~6月)に全国で起きた75歳以上の運転者による交通死亡事故は172件で、昨年同期より50件(22.5%)減りました。運転免許保有者10万人あたりでみても3.1件と、昨年同期の4.1件から減少しました。
(2019年7月23日 朝日新聞)
75歳以上のドライバーによる事故の34%は、ハンドルやブレーキの操作ミスが原因だったことが分かりました。この割合は75歳未満の3倍で、加齢による認知機能や運転技術の衰えが背景にあるとみられます。高齢ドライバーによる死亡事故は全体の14%を占め、高い水準が続いています。その他の原因は漫然運転などの不注意が29件で19%、左右の確認をしないなどの安全不確認が22件で15%と続いています。
(2019年7月23日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)