11月19日、大宮ソニックシティで第26回臨床内分泌代謝 Update 市民公開講座が開催されました。今回はシドニー五輪競泳日本代表の萩原智子さんをお招きし、笑顔のアスリート学と題してお話を伺いました。
彼女は選手生活の中で、さまざまな女性特有の病気を経験されてきました。アスリートにとって、スポーツを楽しみながら行うことが大切であり、そのためには女性自身が自分の体を知ることが必要であると述べておられました。東京歯科大学の髙松教授は、講演の中で、スポーツを続ける際に女性の特有の生殖現象を理解した上での指導が大切であることを強調されていました。
一般の方々が多数参加され、女性とスポーツに関して理解が深められた素晴らしい市民公開講座でした。
(吉村 やすのり)