2025年の出生数66万5千人に減少

 日本総合研究所の試算によれば、2025年に日本で生まれる日本人の子どもの数は前年比3.0%減の66万5,000人程度となりそうです。2年連続で70万人を割り、過去最少を更新しています。団塊ジュニア世代が順次、出産適齢期を過ぎた2016年以降、10年連続で減少しています。出生数の減少率は2022~2024年の5%台から3%台に縮んでいます。

 若者の子どもを持つ意欲は低く、結婚しても子どもを持たない夫婦が増えています。婚姻数は前年から横ばいの48万5,000組となる見通しです。少子化に歯止めをかける道筋は全く見通せない状況です。

(2025年12月4日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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