4/25 第72回日本産科婦人科学会学術講演会イブニングセミナー6 「子宮筋腫治療update」開催

新型コロナウイルスの感染拡大により、先生方におかれましてはその対策に大変なことは存じますが、しばらくの間御視聴いただければ幸いに存じます。それでは、「子宮筋腫治療update」と題した第72回日本産科婦人科学会学術講演会イブニングセミナーを開催させていただきます。 本Webセミナーでは、4人の先生方に講演をいただくことになっています。
子宮筋腫は、性成熟女性の3人から4人に一人の割合で発生するとても頻度の高い疾患です。子宮筋腫は、発症する部位によって異なりますが、過多月経、貧血、月経困難症などの症状が表れます。筋腫核が大きくなると圧迫症状が現れ、膀胱を圧迫すれば頻尿、腸を圧迫すれば便秘の症状が現れ、女性のQOLを著しく低下させる疾患です。また、最近の晩婚化により出産年齢が高齢化しているため、子宮筋腫を持ったままで妊娠したり、不妊検査のスクリーニングで子宮筋腫が見つかる頻度も高くなってきています。
こうした子宮筋腫の治療法は、症状を緩和する薬物療法と、筋腫核や子宮を外科的に摘出する手術療法に大別されます。最近では、手術療法としては、もっぱら侵襲性の少ない内視鏡治療が汎用されています。本セミナーでは、この発症頻度の高い子宮筋腫について、その病態から治療にいたるまで、女性医療、内視鏡治療、生殖医療の専門のエキスパートの先生にご講演を賜りたいと存じております。

(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。