7対1病床の抑制

 患者7人に看護師1人の手厚い体制でがんなどの重症患者を診る71病床は、入院基本料が1日あたり15,910円と最も高くなっています。しかし、症状が安定した患者も入院するなど、体制と患者の状態が合致していないことが指摘されています。
 同時に、71病床と、次に体制が整った101の急性期病床の入院基本料を現行の5段階から7段階に再編し、重症患者の割合などに応じた入院基本料を設定します。現在、71101の入院基本料の差が1日あたり2,040円もあり、病院が収入減を避けようとして、71病床が過剰になっていました。そのため国は、71病床を減らそうとしています。

(2018年2月8日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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