女性アスリ-トに対するアンケ-ト調査―Ⅴ

個人種目別の無月経と疲労骨折の頻度

各個別種目での無月経率は、陸上競技での中・長距離・競歩(21.9%)と、体操・新体操(23.2)が、コントロ-ル(2.4%)に比し有意に高値を示していました。短距離・ハードル(5.8%) と水泳(6.0%)では、コントロ-ルの間に有意差はみられませんでした。
各個人種目別での既往疲労骨折率は、中・長距離・競歩群(51.0%)、短距離・ハードル群(34.8%)、体操・新体操群(35.7%)であり、コントロール群(4.3%)と比較して有意に高値でしたが、水泳は7.2%で有意差はみられませんでした。

(吉村 やすのり)

 

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。