健康寿命とは、日常的に介護を必要としないで自立した生活ができる生存期間のことをいいます。平均寿命より、健康寿命を延ばすことが大切です。
米ワシントン大の調査によれば、188ケ国のうち、日本の健康寿命が1位であることが明らかになりました。2013年の健康寿命は男性が71.11歳、女性が75.56歳でした。世界的にみれば、1990年~2013年に平均寿命が65歳代から71歳半ばまで延び、健康寿命も57歳から62歳代に延びています。背景として、エイズウイルス(HIV)やマラリアなどの感染症対策が進んだことなどを挙げています。
(2015年8月29日 讀賣新聞)
(吉村 やすのり)