女性が活躍するために―Ⅴ

組織改革のストラテジ-

 企業には、これまで慣れ親しんできた枠組みを変えることに抵抗があり、多様性を受容できない中間管理職が多くみられます。これを粘土層管理職と呼びます。古い価値観に囚われ、企業の組織改革の妨げになる40代、50代の管理職です。経営者が意識改革を呼びかけても、粘土層管理職にねらいが伝わらず、職場レベルまで浸透していきません。こうした粘土層の意識を変えることが企業の改革につながり、地域社会でも企業が受け入れられることになり、社会の意識改革につながります。

(吉村 やすのり)

 

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