1月16日豊中市医師会新年文化講演会で特別講演

豊中市医師会新年文化講演会で「わが国の少子化を考える―差異と差別―」と題して特別講演をさせて頂きました。
“ヒトにおいては動物と異なり、予防医学の進歩により平均寿命の延長がみられるが、生殖年齢の延長を期することはできません。次世代の産出と少子化問題との関連で強調すべきことは、男女の生物学的な差異の論議を封じてはならないことです。これはあくまでも男女のからだの仕組みの差異を示しており、差別を意味するものではありません。生命の維持や生殖に関する生物学的な仕組みは、種を超えて共通であることは冷徹な事実であり、再認識することが大切です。男女の差異と差別を混同した形で、男女平等の概念が論じられてはなりません。”


(吉村 やすのり)

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