乳がん―Ⅱ

リスク要因

乳がんの発症リスクは、ホルモン、体質、遺伝子、栄養、生活習慣など、多くの因子によって複合的に影響されます。ホルモン関連因子としては、初経年齢、閉経年齢、出産、授乳、ホルモン補充療法などがあげられます。
乳がんの増加は、初経年齢の低年齢化、閉経年齢の高齢化、出産経験の減少、栄養が良くなったことによる高身長や肥満など、日本女性を取り巻く社会情勢や環境の変化が複合的に影響しています。
近年、遺伝性乳がんが着目されています。若年性乳がんの場合は、特に注意する必要があります。

(2015年12月27日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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