経済協力開発機構(OECD)が2009年に公表した報告書によると、日本人の1日の平均睡眠時間は7時間50分でした。OECD加盟国の平均より30分ほど短く、国別でも韓国に次いでワースト2位です。
日本は疲労大国といわれています。背景にあるのは世界的にも短い睡眠時間です。労働時間は短くなっているものの負担は増しているほか、子どもも小学生くらいから塾などに通い、夜更かしにつながることも多くなります。疲労の蓄積は万病のもととされています。十分な睡眠時間を取りながら生活する習慣をつけておくことが大切です。
(2016年1月24日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)
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