中学生の英語力

 文部科学省の調査によれば、中学三年生対象の初の英語力調査では、聞く・話す・読む・書くの全てに課題があることが明らかになりました。政府は、中学卒業段階で、実用英語技能検定(英検)3級程度以上の英語力を持つ生徒の割合を2017年度までに50%以上にすることを目標にしていました。しかし、4技能とも24割にとどまっていました。意識調査では4割以上が英語が好きではないと答えています。
 文部科学省はグローバル人材の育成に向け、19年度から中3全員を対象に英語の学力テストを新設します。高校生も英検準2級程度以上の50%にすることを目標としていますが、なかなか達成は難しいようです。英語の教育も大切ですが、小中学校における国語教育はもっと重要だと思います。

(2016年2月3日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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