同一労働同一賃金が普及すれば、非正規雇用者の結婚・子育ての支援につながる可能性があります。男性の非正規雇用者は、賃金が少ないなどの理由で、正社員より婚姻率が低い傾向にあります。非正規の賃金上昇は、消費の拡大効果も期待できます。
男性の生涯未婚率は20%にまで及んでいます。結婚できない最大の理由は経済的不安です。30代の非正規男性は、7割が結婚していないことになります。雇用形態の見直しは、重要な少子化対策となります。
(2016年2月12日 読売新聞)
(吉村 やすのり)
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