日本人の総人口減少

総務省は、日本の総人口が26万人に減少したと8月28日に発表した。

この人口減少は、ひとえに出生数の低下によるものである。65歳以上の高齢化率は、24.4%と過去最高となり、15-64歳の生産人口は初めて8千万人を割った。現在の労働力人口は6700万人前後であるが、今後減少の一途をたどるものと思われる。現在問題なことは、総人口の減少よりも出生率の低下に伴う労働力人口の低下である。

わが国の高齢化率は諸外国が経験したことのない未曾有のスピードで進んでいる。現在の少子化を止めることがわが国の喫緊の課題であり、そのためには女性が仕事を続けながら子育てがでいる社会を早くつくらねばならない。

 

(吉村 やすのり)

 

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