文部科学省の調査によれば、全国の公立小中学校のトイレの43.3%が洋式便所であったとの結果を発表しています。教育委員会の8割以上が校舎の新築や改修の際には洋式を選ぶと回答しています。今後は益々洋式トイレが増えていくと思われます。
都道府県別では、洋式化率は神奈川58.4%、沖縄54.7%、山梨54.4%の順で高く、最も低いのは山口26.7%でした。保護者からは家庭で主流の洋式の要望が強いのですが、和式の存在を子どもに伝えるため、1つは設置しようと考える教育委員会も多いようです。
(2016年11月10日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)