わが国における生殖補助医療の成績―Ⅴ

多胎率
 平成20年の日本産科婦人科学会の多胎妊娠防止に関する見解以来、わが国の生殖補助医療における多胎率は急激に減少しています。諸外国に比べても極めて低い状況にあります。

 

 体外受精が実施されるようになり、わが国の多胎率は急激に増加しましたが、近年、減少傾向がみられています。これはわが国の生殖補助医療に従事する医師が学会の見解を遵守し、移植胚数を単一(SET:single embryo transfer)としていることによります。

(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。