10月28日、女性医療フォーラムが京王プラザホテルで開催されました。子宮内膜症は性成熟期の約1割の女性が罹患し、月経困難症と不妊を主訴する病気です。再発しやすく根治が難しく、治療も腹腔鏡下手術と薬物療法に大別されますが、妊娠するためにも、再発を防止するためにも、長期管理が必要となります。
東京大学の甲賀先生には、明日の実地臨床に役立つ有意義なお話しを伺いました。また愛知医科大学の若槻教授には、長期連続的投与が可能となったLEP製剤の心血管疾患のリスク軽減について御講演いただきました。
いずれの講演も、女性のQOL向上のために役立つ素晴らしい講演でした。都内の産婦人科医の先生方にたくさん集まっていただき、多くのご質問もいただき、大変有意義なフォーラムとなりました。
(吉村 やすのり)