検査適応別の検査数と陽性率
検査適応では高年齢妊娠が94.3%(検査数46,287人)と大部分を占めていました。染色体疾患の出産既往 2.65%(1,301人)、超音波検査での可能性の上昇 1.69%(831人)、母体血清マーカー検査での可能性の上昇0.37%( 180人)、その他染色体転座などが1.02%( 503人)でした。
高年齢妊娠での受検者における陽性率は 1.58%であり、出産既往のある女性の陽性率より低率でした。超音波検査で異常を指摘された場合の陽性率は14.6%であり、最も高い陽性率を示していました。全体での検査陽性率は1.82%でした。
(NIPTコンソーシアムとして取り組んだ臨床研究に関する報告書)
(吉村 やすのり)