福島県立医科大学の大平哲也教授によれば、笑いは心と体を癒す力があるそうです。笑っている人ほど糖尿病の発症が少なく、笑うことで糖尿病を予防できる可能性があります。また、脳卒中や心筋梗塞も笑わない人の方が多くなっています。さらに笑いには、痛みの改善やアレルギー反応の軽減、高齢者の睡眠の改善、免疫力を上げる、ストレス解消といった効果があるとされています。
笑いと笑顔は周りに移っていきます。笑いの効能は、皆さんの笑いによって周囲に笑いが増え、全体の健康度が上がっていきます。
(2018年1月15日 よぼう医学第526号)
(吉村 やすのり)