2/16 岐阜大学医学部学生講義

岐阜大学医学部学生に対して「子どもをもつということ―生殖医療の進歩の中で―」と題して特別講義をさせていただきました。

 

わが国の生殖医療の進歩には目覚ましいものがあります。生殖補助医療により年間5万人以上の子どもが誕生して、子どもの19.7人に1人が体外受精児です。これらの技術の進歩により自らに卵子や精子などの配偶子がなくても、子宮がなくても子どもをもつことができるようになりました。

 

しかし、こうした第三者を介する生殖補助医療に関しては、社会的・法的・倫理的な様々な問題が起きています。生殖医療の進歩の中で、若い医学生が子どもをもつことの意味について考える機会を提供したことになれば幸甚です。

(吉村 やすのり)

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