厚生労働省の全国がん登録によれば、部位別にみると、男性は胃、前立腺、大腸、肺、肝臓の順で、上位五つの部位で67.8%を占めています。2014年時に4位だった前立腺は2015、2016年は2位になっています。女性は乳房、大腸、胃、肺、子宮の順で64.2%を占めています。男女合計では、大腸、胃、肺、乳房、前立腺の順でした。
年齢別では全体の42.5%を75歳以上が占め、65~74歳は31.3%です。45歳未満4.7%です。しかし、女性の乳がんは30代から増え始めます。男性の前立腺がんは50代から増え始め、70代でピークを迎えます。
(2019年1月17日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)